言葉が表現できない事を身体は伝えられるのです
──Martha Graham
Dumb Little Man:内なる自分と比べて、身体はさほど重要性がないという見識があるそうです。しかし、そんな「自分の内」への架け橋となっているのが他ならぬ身体だということを忘れてはなりません。
オハイオ州立大学の研究によると、姿勢は、我々の自信、態度に大きな影響を与えるです。
普段から自分がどのような姿勢をしているか考えてみましょう。
夕食の際あなたはどういった座り方をしていますか? バスを待っている時の立ち方は? 会議中にはどんな姿勢でいる?
あなたの「態度」が姿勢に影響されていることに気づくのではないでしょうか。
ケロッグ経営大学院では「余裕」ができる5つの姿勢を紹介しています。これらはあなたの立ちふるまいを大きく変えてくれるものだそうです。
1.まっすぐ立つ/座る
肩から腰にかけて背中をまっすぐにしましょう。猫背はだめですよ。胸を張ってください。健康メディア「Livestrong」によると、まっすぐ座る、あるいは立つことは相手に良い印象を与え、より自身が魅力的に映るのだそうです。つまり自信もつくわけですね。
このことは幼少期に両親や先生からほぼ誰もが言われている事だと思います。誰にだって同様の効果が得られるのです。
2.腕を伸ばして
腕を大きく伸ばしてください。どのように感じられますか?
ハーバードビジネススクールのAmy Cuddy教授によると、腕を伸ばすなどの拡張姿勢をとると、体内のテストステロンが増加し、より自信に満ち溢れるそうです。
3.拳を握りしめ、両手を高くあげて
シンガポール国立大学とシカゴ大学の共同研究によれば、握りこぶしを高くあげる行為はポジティブな力を無意識のうちに発動させるそうです。
4.前かがみになる
人は男女関係なく興味を示すと前かがみになると『First Impressions: What you Don’t Know About How Others See』の共同著者であるAnn Demarais氏は言っています。
このボディーランゲージは興味心を表す為によく使われますが、人への自らの関わりを示すのにとてもよい方法でしょう。恋愛関係以外にだって使えます。
5.ハグ
この動作は大切な人に対して挨拶や別れを告げる際に役立つエクササイズです。個人的で、温かく、親密さを出していますね。
神経経済学のパイオニアであるPaul Zak博士によれば、ハグをしている際に自然とオキシトシンを生成しているのだそうです。
このホルモンは信頼とモラル性において最も重要な役割を持っています。つまりハグは愛情や配慮、平和な関係性の象徴といえるのです。
大切な人や親密な友人にこの動作をすることで、あなたの感情には大きな自信が生まれるでしょう。
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_32680.html