[ カテゴリー:医療, 生活 ]

前傾姿勢の“スマホ症候群”、首凝りに要注意

ユーザーが増え続けているスマートフォン。使い道は様々で、とても便利なアイテムだが、長時間の使用で気を付けたいのが首凝りだ。頭の重さは約6kgもあるため、前傾姿勢のままスマホを操作し続けると、通常の状態と比較して首にかかる負担が約3倍になる。こうして首を酷使し続けると、深刻な症状が表れる可能性もあるため、注意が必要だ。
筋肉が固まって首が凝ると、肩や背中の痛みにつながるほか、頭痛や吐き気、目の疲れを引き起こすことがある。また、まるで船に乗っているかのようにふらふらしたり、息切れや動機を感じることも。さらに自律神経の働きが阻害され、うつ病などの症状が表れることもある。

対策について「首温めが最適」と語るのは、『首を温めれば健康になる』(アスコム社刊)の著者・東京脳神経センター理事長の松井考嘉氏。ドライヤーで首に温風をあてるだけでも効果があるという。また、夏の対策としては、「電車に乗るとき、お店に入るとき、社内でデスクワークをするときなど、冷房がきいているところではスカーフを巻くように」とのこと。コツは「緩めに巻くこと」だそうだ。

関連書籍も発売されるほど、注目を集めている“首凝り”。すぐに実践できる対策法も多いため、きょうから凝り予防を始めてみては?

ORICON STYLE
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