新潟東署は７日、管内でコンビニ強盗が相次いでいることから、新潟市東区浜谷町２のコンビニエンスストア「セブンイレブン新潟浜谷町店」で強盗訓練を実施した。同区内のコンビニ店主ら約３０人が参加した。

同署管内では、４月以降、未遂を含め３件のコンビニ強盗が発生している。この日は実際の犯行事例から、午前２時に女性店員が１人で商品を整理している時に強盗に遭う、という想定で訓練した。
強盗に扮（ふん）した警察官が刃渡り約１５センチの刃物を手に「金を出せ」と声を荒らげて店員を脅し、レジから売上金を奪い逃走した。店員は事務所に駆け込み１１０番した。
訓練後、同署の宮下光二生活安全課長は「人命が優先。可能な限り犯人から逃げて自分の身を守ってほしい」と呼びかけた。その上で「素早い検挙のために、できるだけ犯人の特徴を覚えて通報してほしい」とも話した。
参加した同店オーナーの栗岡直正さん（５４）は「万が一に備え、冷静な対応ができるよう訓練を生かしたい」と話した

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