インターネットによる葬儀ビジネス「小さなお葬式( http://www.osohshiki.jp )」を運営するユニクエスト・オンラインはこのほど、葬儀に関する意識調査の結果を発表した。
同調査は4月26日~29日、クロス・マーケティングの協力のもと、インターネットにて実施。調査対象は、10~70代の男女996名で、団塊の世代で特徴的な傾向が見られたという。
○「戒名は不要」の団塊の世代は、25.8%と顕著な傾向
調査の結果、「戒名は必要ないと思う」人は全体で15.0%となった。1位は「60代」の25.8%、2位「50代」20.0%、3位「70代」19.4%となった。団塊の世代を含む60代の25.8%が戒名は必要ないと考えており、世代別トップとなった。
○団塊の世代は、他の年代に比べ葬儀予算が40万円高い傾向に
「自身のお葬式にいくらかけたいと思いますか」との問いには、団塊の世代を含む60代の31.1%が自身の葬式に50万円台を希望しており、他の価格帯と比べ最多となった。その他の世代は10万円台の希望がもっとも多かった。団塊の世代は、地味な葬儀は嫌で「自分の生きた証を残したい」という自己主張が見られる傾向、と調査では分析している。
○全体の96.7%が、「生前に葬式や供養を調べるのは縁起が悪いと感じていない」
「生きているうちに(お葬式や供養に関して)調べるのは縁起が悪いと思う」人は、全世代平均で3.3%と、ごく少数となった。
同社では、全世代に共通する結果として「終活ブームの影響で、終活に対する意識はもはやタブーなしかと思われる傾向となった」としている。
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/living/mycom_807361.html