東日本大震災で大きな被害を受けた地域から避難して県内の公立学校に通う子どもはあわせて1065人と去年の同じ時期に比べて76人減りました。
県教育委員会は、5月1日現在で福島県や宮城県など震災の被災地から避難して県内の公立学校に通う子どもの数をまとめました。
それによりますと、小学校は、去年の同じ時期に比べて74人減って722人で、中学校は13人増えて232人でした。
また、県立高校は14人減って
104人、特別支援学校は3人減って3人、中等教育学校は2人増えて4人となっています。
この結果、県内の公立学校に通う子どもは、あわせて1065人と去年の同じ時期に比べて76人減りました。県教育委員会は、小学校を卒業した児童の一部が、そのまま中学校に進学したため中学生は増えたものの、避難生活が長期化する中で、自宅に戻るなど新潟県を離れた家族が多く、全体としては子どもが減少したと見ています。県教育委員会は、「今後も、必要に応じて、学校に、カウンセラーなどを派遣し、こころのケアに努めたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034832541.html?t=1370120340606