三条市は、県内の自治体では初めて、災害などが起きた際に市が設置する避難所に介護が必要なお年寄りなど「要援護者」専用のスペースを設けて、介護職員を派遣することになりました。
三条市は、災害などが起きた際に市が設置する避難所に、支援を必要とするお年寄りや障害者などいわゆる「災害時要援護者」専用のスペースを設けて、介護職員を派遣するとしています。
三条市は、おととし7月の新潟・福島豪雨で市内を流れる川が決壊し、避難所に避難した高齢者などから「周りに気をつかって過ごしにくかった」といった意見が寄せられたため、避難所のあり方を検討していました。
自治体がこうした対策を行うのは県内では初めてで、三条市では、来月1日に市内にある20の介護事業所と協定を結ぶことにしています。
三条市の国定市長は、「高齢者や障害者も含めてすべての避難者に寄り添った避難所運営をしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034893741.html?t=1369865294173