[ カテゴリー:環境, 社会 ]

判断ミス重ね放射能漏れ…新たに2人の被曝確認

茨城県東海村の加速器実験施設「Jジェイ―PARCパーク」の原子核素粒子実験施設で放射性物質が漏れた事故で、日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は25日、新たに男性2人の被曝ひばくが判明したと発表した。

これで被曝したのは6人となった。同日午後には、茨城県などが同施設の立ち入り調査を実施した。国の原子力規制委員会も原子力機構の担当者を呼んで、事故後の対応などについて事情を聞いている。

発表によると、被曝していたのは23歳と45歳の男性。被曝量はそれぞれ1・4ミリ・シーベルト、1ミリ・シーベルトだった。ほかに14人が検査を受けたが、被曝していなかった。このほか、男性4人(22~34歳)が0・6~1・7ミリ・シーベルト被曝したことがわかっている。J―PARCの安全管理を担当する原子力機構は、事故当時に施設にいた残る35人について被曝の有無を調べている。

高エネ機構によると、23日に、同施設のビーム装置の誤作動で放射性物質漏れが発生した際、異常を示す警報が鳴ったが、研究チームは、誤警報と判断したり、フィルターの付いていない換気扇を回して建物の外に排気したりして、実験を続けたという。排気の判断は、研究管理を担当する高エネ機構側の責任で行われた。こうした判断ミスが重なり、漏れに気づいたのは24日夕だった。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20130525-567-OYT1T00884.html

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