新潟市は、来年度・平成26年度から導入する予定の新しい交通システム、「BRT」に関する説明会を24日夜、開きました。
新潟市は、2両連結のバスを走らせる新しい交通システム「BRT」を公設民営で導入し、来年度・平成26年度に、まずJR新潟駅から西区の青山までのおよそ7キロを結ぶ区間の運行を始める計画です。
導入を前に、24日夜、新潟市と運行を担う新潟交通が新潟市南区で説明会を開きました。
新潟交通の担当者が「市内を走るバスの利用者は年々、減り続けていて、このままでは、郊外の便を中心にバスの数を減らさざるを得ないが、BRTを導入して、利用者を増やし、利益を出すことで、郊外の便を存続させたい」と述べました。
これに対し、参加した人からは、「BRTを南区を含む市内全域で乗れるようにしてほしい」とか「BRTの導入を前提に郊外のバスを減らすのは公共の交通機関として、おかしいのではないか」といった意見が出されました。
新潟市は、同様の説明会を、来月上旬まで市内各区で開くことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034629211.html?t=1369508839372