カフェインは紅茶やコーヒーにだけではなくて、コーラやエネルギードリンクなどにも含まれているのをご存じでしたか?ある程度の量のカフェインは良いけれど、その「程度」は人によって異なるから飲む量には注意したいもの。
カフェインが人に与える影響はさまざまで、落ち込みやすくなっていたのはもしかしてカフェインが原因だった、なんてこともあり得るかも。健康保健カウンセラーのシーラ・クリシュナワミー氏が教えてくれる「カフェインを抑えて改善できる」心への負担を5つご紹介。
その1: 落ち込みにくくなる
カフェインを摂(と)りすぎると、中枢神経系が刺激され、心拍が早くなってしまうのだとか。それが原因で吐き気を感じる人もいるのだそう。うつ病の傾向がある人がカフェインを摂(と)りすぎると落ち込みが激しくなってしまうことも。
その2: 深い眠りに落ちやすくなる
「カフェインを飲んでいても、ちゃんと眠れているから大丈夫!」だなんて思ってはいませんか?そういう発言は、カフェインの摂取量を減らしてみてからの方が良いかも?眠りが浅くなる原因はカフェインの場合が多いらしく、気付いていない人も多いのだとか。試しにカフェイン断ちをして本来の眠りの深さを確認してみるのも面白いかもしれない。
その3:不安な気持ちが軽減される
1日のカフェイン摂取量が300mgを超えている人は、通常よりも不安な気持ちになりやすいという事が研究結果にも出て証明されている。カフェインの量を減らしていく事で改善できるけれど、禁断症状を出さないためにも少しずつ減らすことがポイントなんだとか。
その4: 過敏な神経を抑えることができる
過敏症の患者が、カフェイン摂取量を抑えるように医者から言われるのには、きちんとした理由がある。過敏症患者には高血圧の人が多く、心拍数をあげてしまうカフェインはよくないからだ。カフェイン摂取量を減らす事で血圧がコントロールしやすくなるのだという。
その5:イライラを抑えてくれる
心理セラピストの多くが、患者にカフェインを抑えるようにお願いしているほど、神経が過敏になってイライラしやすくなってしまう人が多いそう。イライラしている人はコーヒーなどを飲むと悪化してしまうので、気をつけたいところだ。
「コーヒーを飲んで一息する」という私たちの多くが感じる癒やしは、カフェインから来るものではなくて、その「カフェに行く」という行動そのものから来ているのかもしれない。
参考:
Top 6 Benefits of Cutting Caffeine Intake
http://healthmeup.com/news-healthy-living/top-6-benefits-of-cutting-your-caffeine-intake/12892
マイナビウーマン
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/medical/mynaviwomen-95746.html