野菜の食べすぎが理由でがんに!?イギリスで本格的な研究がスタート!
年間3,000人ががんで亡くなっているイギリスでは、野菜ががんの原因だったのかもしれない、という話でにぎわっている。中でも食道がん患者の数がものすごいスピードで増えており、これは何か関連性があるのではないかと問題視されている。
ここで可能性として国民の関心を集めているのが、野菜に使われている農薬だ。第二次世界大戦が終わった後からイギリスが農業で使っているのが硝酸塩の含まれる農薬である。
グラスガウ大学のマッコール教授が率いる研究では、どれだけの農薬が野菜と果物に含まれるのかを調査し、がんとの関連性を現在調べている。
ブロッコリー、キャベツ、大根などの根菜には硝酸塩が多く見られたそうだ。そして、がんが食道と胃の境目に多く見られていることについてマッコール教授は「硝酸塩が唾液(だえき)と混ざる事で、発がん性のある物質が生まれてしまう」と説明する。
イギリスは日光の量が少なく、数多くの野菜はガラスに囲まれた部屋で育っており、もちろん農薬も使われる。「野菜を食べるなとは言わないが、野菜を食べていることでがん患者が増えているのは事実である」とマッコール教授は言う。
この問題へ向けた調査の費用として、スコットランドの執行委員会から15万ポンドが送られている。今後の調査に要注目だ。
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