長岡市の複合施設「アオーレ長岡」のオープン1周年を記念し、市民が中心になって地域の伝統芸能や踊りなどを披露するイベントの制作発表会が21日夕、同施設で開かれた。総合プロデューサーを務める作曲家で歌手の宇崎竜童さんが概要などを説明。イベントに向けた意気込みを語った。
発表会には宇崎さんの妻で、今回のイベントで総合司会を担当する作詞家の阿木燿子さんも出席。2人は市立和島小の新校歌制作を縁に、長岡の魅力などをPRする市の「越後長岡応援団」に委嘱されていることから、イベントへの協力を引き受けた。
タイトルは「AORE Mi Amore NAGAOKA(アオーレ ミ アモーレ ナガオカ)~長岡人(ながおかびと)の心意気」。9月22日に同施設で開催。山古志地域の小・中学生らが地元に伝わる仕事唄「石場かち、天神ばやし」を歌うほか、ヒップホップグループなど計12団体が参加する。
宇崎さんは「長岡の文化の象徴になるステージにしたい。一過性のイベントでなく、ムーブメント(運動)になって長岡の祭りになればいい」と抱負を語った。主催する市民大交流祭実行委員会では、宇崎さんと共に舞台を作り上げていく過程も発信していきたい考えだ。
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