うその取引を持ちかけ高齢者から多額の現金をだまし取ったなどとして東京の男女2人が詐欺や詐欺未遂の疑いで警察に逮捕されました。
このうち、東京・豊島区東池袋の無職、榎本忠司容疑者は(68)去年1月から2月にかけて証券会社の社員を装って長岡市の70代の男性に社債の取引を持ちかけるなどして現金1700万円あまりをだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。また、東京・練馬区南大泉の自称・アルバイト高塚美幸容疑者は(21)五泉市の60代の女性に電話をかけて、宝くじの「ロト6」の当選金が入金された口座の通帳を渡すと持ちかけて預かり金として150万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いが持たれています。相談を受けた警察が現金の受け渡し場所のJR五泉駅前で警戒していたところ現れたタカツカ容疑者を見つけその場で逮捕したということです。被害にあった女性は先月から今月にかけてロト6の当選番号を教えると持ちかけた男女3人にあわせて2200万円をだまし取られているということで警察ではほかにも共犯者がいると見て調べを進めています。県内ではことしに入ってから先月までに確認された振り込め詐欺などの被害総額は1億6000万円あまりに上っていて警察が警戒を強めています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034763061.html?t=1369256485382