妊娠中に感染すると、赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹は感染の拡大に歯止めがかからず新潟県内の患者はさらに増えて27人と、去年1年間の3倍を超えました。
県は、予防接種を受けるなどして感染の拡大を防ぐよう呼びかけています。
熱や発疹などの出る風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがあります。
新潟県によりますと、県内では今月12日までの1週間に、30代の男性1人が新たに風疹と診断されました。
これで、ことしに入って感染が確認された人は27人となり去年1年間の患者数8人の3倍を超えました。
このうちの22人は、予防接種を受けていない人が多い20代以上の男性だったということです。
なかには、職場の同僚から感染した人もいて県は妊娠中の女性への感染を防ぐために、予防接種を受けたり、マスクを着用したりして感染の拡大防止に努めるよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034582171.html?t=1368635395056