厚生労働省は、乳幼児が重症化しやすい「ロタウイルス胃腸炎」の発生動向調査を今年度から、全国約500か所の医療機関で始める。
この病気を防ぐワクチンの接種が2011年に国内で開始され、その効果を評価するのが目的だ。
ロタウイルス胃腸炎は、5歳までにほぼ100%が感染し、下痢や嘔吐(おうと)を繰り返し、脱水症状を起こすこともある。重症化するとまれに死亡する。毎年、約80万人が医療機関を受診し、その1割が入院しているとされている。
ワクチンは、生後6~32週の間に接種。自費で行う任意接種で、費用を助成している自治体もある。
YOMIURI ONLINE
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