マダニ感染症、山口の60代女性死亡 死者8人に
山口県は16日、野外のマダニを介して感染する新種のウイルスによる感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、県内の60歳代の女性が今月上旬に死亡した、と発表した。国内での感染者は12人目で、うち死亡が確認されたのは8人目という。
県によると、女性は今月上旬に発熱や意識障害などがあったため入院し、約1週間後に死亡した。病院が保管していた血液で感染症とわかった。女性に渡航歴はなく、山でマダニにかまれた可能性があるという。
山口県では、成人女性が国内で初めてSFTSに感染し、昨秋に死亡していたことが発覚している。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/SEB201304160050.html