[ カテゴリー:医療, 生活 ]

3代続く!? 喫煙が孫の代まで及ぼす影響とは?

もしおばあちゃんがスモーカーだったとしたら、その孫(あなたの子供)がぜんそくを起こす可能性が高くなる。しかも、あなたがノンスモーカーだったとしてもだ。その理由は遺伝子の変異にある。

 

●3世代にわたるタバコのたたり!?

 

L.Aにあるバイオメディカル・リサーチ研究所では、胎内にいるあいだにニコチンを与えたネズミの赤ちゃんを検査。そのネズミたちは明らかにぜんそくを起こすリスクが高かったという。

 

この研究での驚きの発見は、さらにそのネズミたちの子供を検査したところ、ニコチンの影響を受けていないネズミよりぜんそくにかかる率が高かったということだ。2世代目は胎内にいる時のみニコチンの影響下におり、それ以降はニコチンとは無縁であったにも関わらずだ。

 

つまり、祖母が妊娠中に喫煙していると、その孫の母が喫煙していなくてもその孫はぜんそくにかかってしまうリスクが高い、と言うことだ。

 

南アフリカの病院での臨床調査Children’s Health Studyでは同じ現象を人間でも確認している。

 

●遺伝子構造の変異

 

その理由は遺伝子構造の後天的変異にある。ニコチンは肺細胞だけでなく、胚芽(はいが)細胞にまで悪影響を与えるのだ。「つまり、妊娠中の環境要因は、これから誕生する子供だけでなく、その次の世代にまで影響を及ぼすと言うことです」とDr.ヴァイレンダー・レーハンは語っている。

 

学者は喫煙だけでなく、他の有害な要因も世代を超える影響を持っていると考えている。

 

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

 

参考:Rauchen: Mutter vererben Asthma
http://www.netdoktor.de/News/Kaiserschnitt-Mehr-Allergie-1137642.html

マイナビウーマン

http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/medical/mynaviwomen-76530.html

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