気象庁は1日、3月の天候まとめを発表した。月平均気温は35地点で3月としては観測史上最も高く(過去タイ9地点を含む)、地域別でも東日本(関東甲信、北陸、東海)と西日本(近畿、中四国、九州)が統計史上2番目の高温だった。
今冬は、北-西日本で平均気温が平年を下回る「寒冬」だったが、3月は一転、記録的高温だったことがデータで裏付けられた。桜(ソメイヨシノ)の開花・満開も各地で観測史上最も早くなった。
月平均気温が史上最も高かった主な地点は、山梨県・河口湖(平年比プラス3・4度)、静岡県三島市(同3・1度)、長野県松本市(同2・9度)など。
地域別の平均気温は、東日本は平年比プラス2・1度、西日本は同1・6度に達した。沖縄・奄美も1・3度、北日本(北海道、東北)は0・2度、平年を上回った。
気象庁によると、移動性高気圧に覆われて晴れる日が多かった上、南からの暖かい空気の影響をたびたび受けた
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130401/scn13040117070005-n1.htm