国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所が5万人を超える中学生を調査したところ、幻覚や興奮作用を起こす「脱法ドラッグ」を使ったことがある生徒は120人に上ったことが28日、分かった。うち約6割が覚せい剤や大麻を使用しており、薬物乱用の低年齢化が浮き彫りになった。
厚生労働省の担当者は「脱法ドラッグといっても、危険性が高い。さらに覚せい剤など違法薬物を使うゲートウエー(入り口)ドラッグになっている」と指摘している。
調査は2012年10月、全国235の中学校を対象に実施し、124校の約5万5000人から回答があった。
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