厚生労働省の厚生科学審議会の部会は27日、たばこの健康影響をより明確にするための専門委員会を新年度に発足させることを正式決定した。
喫煙の有害性に絞って検討する場を同省として設けるのは初めて。学識経験者らがたばこの有害性を厳密に裏付け、今後の喫煙者の減少に役立てる。
専門委員会では、たばこの煙に含まれる物質を詳細に分析するほか、ポロニウムなど有害性があるとされる特定の物質と、個々の病気の発症への影響を物質ごとに検証する。それぞれの物質に関する国内外の研究結果も収集して分析し、結果を取りまとめて公表する予定だ。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20130327-567-OYT1T01128.html