日本三大夜桜の一つに数えられ、毎年大勢の観光客らが訪れる上越市高田公園(旧高田城跡)の「高田城百万人観桜会」(同市など主催)は今年88回目を迎え、4月5日から同21日まで行われる。
上越市本城町の高田公園やその周辺では、ソメイヨシノを中心に約4000本の桜の木が開花を待つ。桜の名所ごとに開花予想をしているウェザーニューズは18日現在、4月9日ごろの開花、15日から満開と予想している。昨年は4月16日に開花し、満開は21〜23日だった。今年は高田公園に残っている雪も少なく、昨年より早い春の訪れを感じさせる。
期間中、公園内では桜をライトアップ。約3000個のボンボリもともされ、夜桜見物の雰囲気を演出する。
来年は高田開府400年にあたる。1614(慶長19)年、徳川家康の六男、松平忠輝が高田に城を築き、高田藩を開いた。忠輝の妻、五郎八(いろは)姫の父、伊達政宗が高田城の築城を指揮した。市は期間中、「高田開府400年ブース」を設け、PRに努める。問い合わせは、上越観光コンベンション協会(025・543・2777)。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130319ddlk15040067000c.html