生活の豊かさ、日本は10位…中国は101位
【ニューヨーク=加藤賢治】国連開発計画(UNDP)は14日、2013年版の「人間開発報告書」を発表した。
平均寿命や1人当たりの所得などを基にした生活の豊かさを示す順位で、日本は前回(2011年)と同じ10位だった。1位はノルウェーで以下、オーストラリア、米国、オランダ、ドイツが続いた。韓国は12位、中国(香港を除く)は101位だった。北朝鮮はデータ不足で順位がつかなかった。
報告書は、新興国を含む途上国の台頭について分析。2050年までに、世界の国内総生産(GDP)の4割は、中国とインド、ブラジルが占めると予測した。また、人口数で近く中国を上回るインドが国連安全保障理事会の常任理事国ではない現状などに言及し、国際機関の構成を見直す必要性を指摘した。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130315-567-OYT1T01154.html