佐渡市教委は9日、同市立中学校に勤める教諭が、担当するクラスの生徒らの個人情報を保存した私物のノートパソコン1台を紛失したと発表した。
同市教委によると、紛失したパソコンには現在を含め、これまでに勤務した3中学校で担当した生徒計276人分の個人情報が保存されていたという。情報は通知表で使用するための名簿や生徒の評定、生活態度などを書いた文書などが含まれているという。
教諭は今月1日、授業のため教室にパソコンを持ち込み、教室内の机に置いたままにしていた。4日に紛失に気づいて校長に報告し、8日に佐渡西署に盗難届を出した。
市教委では、公用私用にかかわらず、パソコンへの生徒の個人情報の保存を禁止している。今のところ、個人情報流出の情報はないという。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130310ddlk15040068000c.html