村上市で、「たぐり飴」と呼ばれる水あめを作る講習会が開かれました。
この講習会は、むかし懐かしい水あめ作りを体験してもらおうと村上市の、食育や地産地消の取り組みを進める市民グループが開きました。
会場には、市内からおよそ30人が集まり、はじめに、炊いたもち米に水を加えます。
そして、60度くらいになったところで酵素を入れて、寝かせます。最後に、これを絞って煮詰めると、水あめができます。
たぐり飴は、もち米のでんぷん質が甘みに変わるということで、参加した人たちは、早速、あめをたぐりながら試食をして、砂糖を加えない、自然の風味を味わっていました。
参加した小学生の男の子は、「とてもおいしかった。今度は家で作ります」と話していました。
また、お年寄りの女性は、「食べたら母親を思い出して、涙が出ました。家に帰って、孫にも作ってあげます」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035819751.html?t=1362930210347