この冬の新潟県内のスキー客は、これまでのところ前の冬の同じ時期に比べておよそ6万6000人増えていて県は、子どものリフト券を無料にするなど家族連れをターゲットにした取り組みの効果が現れていると分析しています。
新潟県内に56か所あるスキー場の去年12月からことし1月までの利用客は、216万9530人で、前の年の同じ時期と比べて6万5900人、率にして3.1%増えました。
地域別では▼妙高市など上越地域では35万8250人で前の冬の同じ時期を若干、下回っていますが▼南魚沼市や湯沢町などの魚沼地域が165万7000人で6%増え全体として増加しています。これについて、新潟県は▼この冬は例年よりも早い時期から本格的な雪に恵まれスキー場の営業日数が増えたことに加え、▼子どものリフト券を無料にしたり、小さな子どもがそりなどで遊べる「キッズパーク」を設けたりするなど、家族連れを呼び込むための取り組みの効果が出ていると分析しています。
県内のスキー客は昨シーズン477万5000人で、ピークだった時期の3分の1以下まで落ち込んでいますが、県は子どもを対象にした無料のスキー教室などさまざまな取り組みでスキー客の増加を目指したいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035998511.html?t=1362758110264