「100万回のハグより、2回のはしかワクチンが大事と言うが、私は200万回のハグと2回の接種をしたい」。4カ月前に出産したばかりの東尾理子さんが夫の石田純一さんと共に8日、厚生労働省のはしか(麻しん)対策推進会議にメンバーとして出席し、予防接種を2回受ける必要性を訴えた。
東尾さんは昨年11月に長男を出産。「予防接種を受けている時は、注射が嫌で泣いてかわいそうだが、将来の大きな病気から守る大切なものなので、しっかり受けたい」と話した。石田さんも「はしかのワクチンは2回受けないといけないので、啓発したい」と語った。
はしかの予防接種は2006年以降、風疹と合わせたMRワクチンを、2回接種する。それまでは1回の接種で、免疫ができていない場合が多かったため、07年に10~20代で大流行した。厚労省は今年度末まで、中学1年と高校3年を対象に、2回目のワクチンを公費で提供している。
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