気象庁は1日、今冬(昨年12月~今年2月)の天候まとめを発表した。青森市・酸ケ湯で2月26日の積雪が566センチなど北日本(北海道、東北)の13地点で積雪が過去最大(過去タイ1カ所含む)だった。
3カ月間の平均気温は平年に比べ、北日本が1・2度、東日本(関東甲信、北陸、東海)が0・9度、西日本(近畿、中四国、九州)が0・7度低かった。気象庁は、西日本は3シーズン連続、北、東日本は2シーズン連続、平均気温が平年を下回る「寒冬」と位置付けた。
気象庁によると、積雪の最大記録となったのは、酸ケ湯のほか、山形県大蔵村414センチ(2月25日、過去タイ記録)、福島県只見町341センチ(同日)など。
上空を流れる偏西風が日本付近で南に蛇行したため、北からの寒気が流れ込みやすかったという。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130301/scn13030117200001-n1.htm