県内は2日、冬型の気圧配置が強まり、佐渡市(両津)で午前8時40分に最大瞬間風速24・5メートルを観測するなど、各地で強風が吹いた。この影響で木材が燃える火災が発生したほか、交通機関に乱れが生じた。
同日正午ごろ、佐渡市中原にある建設会社「共立テクノ」資材置き場から出火。約12平方メートルの敷地に積まれていた木材の一部が燃えた。けが人はなかった。佐渡西署によると、男性社員(61)が数メートル離れた場所でドラム缶を使ってたき火をしていたところ、強風にあおられて火の粉が木材に降りかかったとみられるという。出火当時、同市(相川)では風速16・6メートルの強い風が吹いていた。
また、JR東日本新潟支社は同日午後6時現在、強風の影響で信越線の上下線など計27本を運休した。佐渡汽船も新潟-両津間のジェットフォイルなど計18便が欠航した。
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