県内で去年1年間に検挙・補導された少年はあわせて1300人あまりと前の年より減少したものの、再び犯罪を犯した「再犯」の割合は30%以上に上り、過去10年で最悪となったことが分かりました。
新潟県警察本部によりますと、去年1年間に検挙・補導された少年は、あわせて1321人で、前の年より19%減り、5年連続で減少しました。事件別に見ますと、万引きなどの窃盗犯が770人と最も多かったほか、暴行や恐喝
などの粗暴犯が161人、放火や殺人などの凶悪犯罪は9人でした。このうち、過去に検挙・補導されながら再び犯罪を犯す「再犯」が占める割合は33・8パーセントと、前の年に比べて2・2パーセント増えて過去10年で最悪となりました。新潟県警察本部は少年による犯罪は減少傾向にあるものの、再犯などの問題は依然として深刻だとして学校や地域と連携し非行防止教室を開くなどして対策を強化することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035633511.html?t=1361532050866