小学校では新しい学習指導要領が完全実施された2011年度から、5、6年生で週1回の「外国語活動」が必修化された。さらに今春、指導要領が完全実施される高校の授業では、英語を使うのが基本になる。英語教育の変化は急激に進んでいる。
小学校英語は「教科」と位置付けられていないため、検定を経た教科書がない。文部科学省は身近な単語、友達とのコミュニケーションの取り方などをまとめた教材を希望校に配布し、外国語指導助手の配置を進め、現場の支援に力を入れる。近く設置する専門家会議では、「使える英語」の効果的な指導方法を検討する方針だ。高校英語も大きく変わる。3年間で学ぶ単語数は指導要領の改定で1300から1800語に大幅増。今春から使用される教科書の中には、ほとんど日本語が使われていないものも登場する。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130221/edc13022117050002-n1.htm</p>