来月卒業予定の大学生や短大生などを対象にした合同企業説明会が21日新潟市で開かれ、参加した学生の間からも雇用情勢が改善されていることを実感する声が聞かれました。
説明会は新潟県や新潟労働局などが主催したもので、新潟市中央区の朱鷺メッセの会場には、この春に卒業する予定でまだ就職が決まっていない大学生や短大生のほか職を探している44歳以下の人などおよそ280人が訪れました。会場には新潟県内や東京などの 66の企業や団体がブースを設けて参加者はそれぞれのブースで担当者から仕事の内容などを聞きながら真剣な様子でメモを取っていました。
説明会に参加した学生などからは雇用情勢が改善していることについて、実感する声が聞かれました。新潟市の大学4年の男子学生は「ことしになってから企業の求人の数が増えてきている実感はあり/内定をもらう友人も増えたので私もがんばりたいです」と話していました。
新潟県労政雇用課の矢野正枝課長は「企業側の採用意欲はこれまでに比べて着実に高まっているので、説明会などを通じて就職につなげてほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035649931.html?t=1361467279779