新発田市の月岡温泉で、地元の旅館のげたを使った「下駄リンピック」というイベントが開かれました。
「下駄リンピック」は、月岡温泉の旅館で、この1年間に使われたげたを燃やして供養する「どんど祭り」に合わせて開かれたもので、地元の豊浦中学校の1年生が考えました。
このうち、げたを遠くに飛ばして距離を競う競技では、観光客など温泉を訪れた人が、勢いよく足を振りあげてげたを飛ばしました。中には、大きな放物線を描いて20メートルほど飛ばした人もいて、見ていた人から、大きな歓声があがっていました。
また、釣りざおでげたを釣り上げた後に手を使わずに、温泉まんじゅうをくわえて、ゴールするまでの速さを競う競技では、参加者が、なかなか、温泉まんじゅうをくわえることができずに笑いを誘っていました。
げたを飛ばす競技に参加した小学5年生の男の子は、「げたをまっすぐ飛ばすことを心がけました。遠くまでげたが飛んで、気持ちがよかったです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035565211.html?t=1361126642049