新潟市で新たに開発され「いもジェンヌ」と名付けられたさつまいもを使った料理教室が開かれました。
この料理教室は、新潟市の耕作放棄地を解消しようと、JAが地元の人たちと協力して去年、開発したさつまいも、「いもジェンヌ」を知ってもらおうと開かれたもので新潟市中央区の食育・花育センターには、主婦など24人が集まりました。料理教室ではねっとりとした食感と甘味が特徴の、いもジェンヌを使ったスープやパスタなど4種類のメニューが用意され、参加者たちはいもジェンヌを煮たり、パスタの生地に練り込んだりして手の込んだ料理作りに挑戦していました。新潟市によりますと、JAでは、今年度、120トンのいもジェンヌを生産しましたが、PR活動に力を入れて、来年度には2倍の240トンの生産を目指しているということです。
料理教室に参加した42歳の女性は、「ふつうのさつまいもよりもほんのりと上品な甘さがあると感じたので、お菓子以外の料理にも合うと思います」と話していました。また、65歳の女性は、「焼き芋やスイートポテト以外にさつまいもを料理に使ったことがなかったので勉強になりました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035001971.html?t=1359661188856