燕市の上越新幹線の高架橋から雨水を流す排水設備が落下しているのが見つかりました。
JR東日本は設備に取り付けられた部品の劣化が原因とみて調べています。
JR東日本によりますと、30日午前1時半ごろ、上越新幹線の新潟駅と燕三条駅の間にある燕市次新の高架橋の下で線路にたまった雨水を流す排水樋と呼ばれる設備などが落下しているのを作業員が見つけました。排水樋は、橋脚の側面に取り付けられている筒状のもので、地面には直径10センチ、重さが13点6キロの排水樋が長さ4メートルにわたって落下していたほか、周りには排水樋をつなぐ部品も落ちていたということです。落下した設備はいずれも塩化ビニール製だということで、JR東日本によりますと、けが人や列車の運行への影響はないということです。JR東日本は橋脚と排水樋をつなぎ止める部品の劣化が原因とみて調べています。
上越新幹線では今月18日にもトンネルの側壁の一部がはがれ落ちているのが見つかっていて、JR東日本は点検を進めることにしています。
JR東日本新潟支社は「運行や安全に問題はないと考えている。再発防止に努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035186801.html