モルタル落下、東北新幹線でも 宮城の岡トンネル
JR東日本は28日、東北新幹線の白石蔵王―仙台にある岡トンネル(宮城県村田町)で、側壁から重さ約650グラムのモルタル片がはがれ落ちていたと発表した。コンクリートの継ぎ目を埋める「化粧モルタル」で、18日に上越新幹線で落下しているのが見つかったのと同じもの。28日の始発前点検で社員が発見した。線路から1~2メートル離れた場所に落ちており、運行に支障はなかったという。
同社はこれまで、「運行や周囲の安全、本体構造に影響がない」と判断したトンネルの損傷は公表してこなかったが、中央道笹子トンネルの天井崩落事故で「トンネルの安全性について関心が高まっている」として、見つかった損傷は全て公表することに改めたという。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201301280286.html