成人の日の14日、燕市では、還暦から20年がたち80歳を迎える人たちを祝う「熟年成人式」が開かれました。
「熟年成人式」はことし、還暦から20年がたち80歳を迎える人たちを祝おうと燕市吉田地区の老人クラブ連合会が開いたもので59人の新「熟年成人」が出席しました。式では燕市の鈴木力市長が「100歳でさらなる成人式を迎えられるようお元気でお過ごしください」と祝辞を述べたのに対し、熟年成人を代表して塚野文男さんが(79)「元気な姿を祝ってもらえることは人生最大の喜びです。体が動くうちは畑仕事などをしていきたい」と応じていました。
「熟年成人式」は戦時中の混乱などで二十歳の成人式を祝うことができなかった世代のために17年前に始まりましたが、健康で長生きをする人が年々増えことしの出席者は式が始まった当時の1点4倍に上っているということです。式に出席した女性は「二十歳の成人式には出席できずきょうを楽しみにしていました。これからも元気で過ごしたいです」と話していました。また、別の男性は「人生の中で戦争が忘れることのできない記憶です。無事にこの年を迎えられたことに感謝し、平和な世の中が続くことを祈りたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034690491.html?t=1358177950371










