[ カテゴリー:気を付けよう!, 生活 ]

入浴中の水死増加=1月多く、高齢者注意―専門家「1回5分に」

自宅や温泉で入浴中に意識を失い、死亡するケースが増えている。高齢者が大半を占め、厚生労働省は実態調査を始めた。入浴事故は冬場に多く、専門家は「熱いお湯に長く漬かり過ぎないように」と注意を呼び掛けている。

群馬県の名湯・草津温泉。雪が降った昨年12月下旬、共同浴場を訪れた都内の女性会社員(31)は湯上がりに目の前が暗くなり、意識を失った。

「救急車、呼びますか」。肩をたたかれ気付くと、脱衣所で寝かされていた。居合わせた看護師は「入浴中に休憩するときは、湯から足を出して」と助言した。

地元消防署は「今年の冬は急に寒くなったせいか救急搬送が多い。露天風呂で高齢者が数人亡くなった」という。草津町営浴場では従業員が注意を呼び掛けているが、意識を失った人がいても広い湯船では他の利用者と見分けがつきにくい。

全国で入浴中に急死した人は、東京都健康長寿医療センター研究所の推計で2011年に約1万7000人。大半が75歳以上で、1月が最も多い。

同研究所の高橋龍太郎副所長は詳しい原因は分からないとした上で、(1)体温の急激な上昇で意識障害が起きて浴槽から出られなくなり、さらに体温が上がって熱中症状態になる(2)寒い脱衣場から熱い湯船に入り、血圧が急変動して意識障害や不整脈を引き起こす「ヒートショック」―の可能性を指摘する。

高橋副所長は「シャワーを先に出して湯気で脱衣所を暖めて温度差を減らし、あまり熱くない40度までの湯に漬かる。入浴は1回5分程度が望ましい」と話している。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-130112X105.html

Facebook にシェア
[`tweetmeme` not found]

コメントする

Facebook にシェア
[`tweetmeme` not found]

団体理念  │  活動展開  │  団体構成  │  定款  │  プライバシーの考え方  │  セキュリティについて  │  事業  │  メディア掲載  │  関連サイト  │  お問い合わせ

copyright © JMJP HOT TOWN Infomaition Inc. All Rights Reserved.   NPO法人 住民安全ネットワークジャパン

〒940-0082 新潟県長岡市千歳1-3-85 長岡防災シビックコア内 ながおか市民防災センター2F TEL:0258-39-1656 FAX:020-4662-2013 Email:info@jmjp.jp