先ごろのアップデートでGmailのデスクトップ版に新設された新規メッセージ作成窓にはもう慣れただろうか? 今日、Gmailチームはさらにいくつかの新機能を公開した。これによってユーザーはメールを実際に送信する前に、ラベルやスターを付けることが可能になった。
必ずしも画期的な発明と呼ぶほどのものでないが、実際に使ってみると非常に便利な機能だ。
新規メッセージ作成窓の下部右端の「その他」のドロップダウンメニューを開くと「ラベル」という新しいオプションが加えられているのに気づくはずだ。ユーザーが設定した既存のラベルの一覧が開くので、望みのラベルにチェックを入れて適用をクリックすればよい。
大量にメールを送信しなければならないユーザーにとってこの機能はおそろしく便利だ。というのも、送信前にすべての作業を済ませることができるので、すぐに次のメールの作成にかかれるからだ。スターが付与できるのもよい。下書として保存した後、スターやラベルで検索ができるのも便利だ。Gmailのラベルについては改めて説明する必要もないだろうが、固定したフォルダに分類するのではなく個別のメールにラベルをつけていくのは柔軟性が高い。また複数のラベルを付与できるので、分類に頭を悩ませることも少なくなる。
検索やメールはGoogleの中でももっとも優れたサービスだが、それでも絶えず小さな改良が続けられている点に注目したい。
〔日本版〕訳者の環境ではこの機能はすでに有効になっている。送信しないでもスターやラベルを付けられるので、下書の検索や分類がワンクリックでできるようになった。Gmailをシンプルな文書データベースに利用できそうだ。
http://news.infoseek.co.jp/article/techcrunch_2013010986f31dde5daff8d137220ae07643a9cb0295d385