日航787型機、またトラブル=離陸直前に燃料漏れ―米ボストン
【シカゴ時事】米東部ボストンのローガン国際空港で、8日正午(日本時間9日午前2時)発成田行きの日本航空のボーイング787型機が離陸に向けて滑走路への誘導路を走行中、燃料漏れが見つかった。日航はターミナルで乗客全員を降ろし機体の点検を行い、同機は午後3時47分、成田に向けて出発した。日航の787は7日にも、同空港に到着後ぼやを起こしており、機体のトラブルは2日連続。
米メディアによれば、漏れた燃料は約150リットル。日航によると、乗客181人、乗員11人にけがはなかった。日航は「燃料タンクのバルブの一つが開いていた」と説明している。日航の787保有機数は7機。
前日ぼやを出した機体については、米運輸安全委員会(NTSB)が調査を実施中。ボーイングは声明で、「NTSB、顧客、他の政府機関と緊密に協力し、対応している」と強調した。787をめぐっては、2012年12月にユナイテッド航空の機体でも電気系統のトラブルが発生している。
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