佐渡市で、「南蛮エビ」の水揚げが最盛期を迎えています。
「南蛮エビ」は、秋に色づくとうがらしに似て赤いことから漁業関係者がこの名前で呼んでいます。佐渡市の両津漁港には、漁から戻ったばかりの船から色鮮やかな「南蛮エビ」が、次々と水揚げされ、大きさごとに仕分けられていました。
佐渡沖では、毎年9月の解禁を受けて、深さおよそ500メートルの海底に、サンマを入れたかごを仕掛けてエビを誘い込む「エビかご漁」という方法で漁が行われています。
県によりますと、佐渡沖の南蛮エビの水揚げは、県全体の40%にあたる年間190トンあまりで、最も多いということです。
水揚げした北啓二さんは、「いまが、もっともおいしい時期です。甘い南蛮エビをたくさん食べてほしい」と話していました。
「南蛮エビ」は、このあと、おもに新潟市の市場に送られ、取り引きされるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034676771.html?t=1357748698762