津市南新町の遠山病院(竹内敏明院長)は8日、人工透析患者と職員の計60人がインフルエンザに集団感染し、うち男性患者(69)が心筋梗塞で死亡したと発表した。
同院はインフルエンザとの因果関係を調べている。
同院によると、今月2日、院内の透析センターで職員1人の感染が判明。7日までに40~90歳代の患者48人と、30~60歳代の職員12人がインフルエンザと診断された。男性患者は5日夕、胸の痛みを訴えて救急車で同院に運ばれ、6日未明に死亡した。
8日現在、透析患者6人がインフルエンザで入院し、うち女性患者(63)は肺炎を併発して重症だが、命に別条はないという。
透析患者や職員はほぼ全員が昨年11~12月、インフルエンザの予防接種を受けていた。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20130108-567-OYT1T01185.html