ものづくりが盛んな燕三条の技術を国内外にアピールするために認証される「燕三条ブランド」に、地域で製造されている洋食器や調理器具など27点の製品が新たに認証されました。
燕市と三条市などが出資する財団法人「燕三条地場産業振興センター」では、金属加工などものづくりが盛んな地域の技術を国内だけでなく海外にもアピールしようと、優れた製品を「燕三条ブランド」として認証する制度を3年前から設けています。
8日開かれた検討委員会では、
デザインや機能性で優れている洋食器や調理器具など8つのメーカーの27点の製品を新たに「燕三条ブランド」に認証しました。
このうち、乳児用のステンレス製の食器のセットは、危なくないように丸みを帯びた形で、スプーンやフォークは赤ちゃんでも握りやすい作りになっています。
また、ステンレス製の鍋敷きは、従来にない斬新なデザインが全国的にも高く評価されている製品です。
8日、認証を受けた製品は、2月に東京とドイツで開かれる見本市に出品されます。
燕三条地場産業振興センターの燕三条ブランド推進室の吉田毅室長は「これからも様々な形で燕三条ブランドをPRして技術力を評価いただけるよう取り組んでいきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034622281.html?t=1357665152536