弥彦村の弥彦神社で、新しい年の五穀豊穣などを祈って弓を引く新春の恒例の「弓始神事」が行われました。
弥彦神社の「弓始神事」は、五穀豊穣や厄除け開運を祈る新春恒例の儀式で、400年以上前から行われていたといわれています。
7日は雪が降る中、境内に設け
られた矢を射る射場で、はかま姿の神職と、選ばれた弓道の愛好家あわせて10人が、100本の矢を放つ「百射の儀」が行われました。
神事では、45メートルあまりの距離から直径1メートルほどの的を狙って矢を放ちます。
矢がみごとに的に命中すると、見学している人たちから大きな歓声が上がっていました。
神事を見学した新潟市秋葉区から訪れた43歳の男性は「初めて見学しました。迫力があってすばらしい行事だと思います」と話していました。
新潟市南区から夫婦で訪れた67歳の女性は「みごとに的に当たるのでおどろきました。ことしは日本中にいいことがあるといいなと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034460921.html