神前で書き初めを行う「天満書(てんまがき)」が2日、学問の神様として知られる北野天満宮(京都市上京区)で始まり、晴れ着姿の子供や書道愛好家らが参加した。4日まで行われ、3日間で約2千点が奉納される。
同天満宮の祭神、菅原道真が優れた書家だったことにちなむ正月の恒例行事。境内の絵馬所では、両親や友人らが見守る中、参加者が真剣な表情で「お正月」「巳」など新年にちなんだ言葉や、自身の目標などを思い思いに半紙にしたためた。
大阪府豊中市から毎年訪れているという中学1年の麻生真衣さん(12)は「初春」の2文字を書き上げ「緊張したけどよく書けた。今年は勉強を頑張りたい」と笑顔を見せた。奉納された作品は19~26日、境内で展示される。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130102/trd13010219400013-n1.htm