発達中の低気圧の影響で、2日の県内は、佐渡市で29メートルあまりの最大瞬間風速を観測するなどところによって20メートル以上の非常に強い風が吹きました。この風は、3日の明け方にかけてさらに強くなり、海上も大しけとなる見込みで、気象台は、暴風雪や高波に警戒するよう呼びかけています。
新潟地方気象台によりますと、発達中の低気圧の影響で、県内では、2日未明から、非常に強い風が吹きました。
最大瞬間風速は、▼佐渡市相川で午前2時すぎに29.1メートルを観測したほか、▼新潟市西蒲区で26.7メートル▼長岡市寺泊で24.7メートルなど、県内では、ところによって、20メートル以上の非常に強い風が吹きました。
この風は、3日の明け方にかけてさらに強くなり、予想される風の強さは、最大風速が、▼下越と佐渡の海上で22メートル、陸上で20メートル、▼上越と中越の海上で20メートル、陸上で18メートル。
また、最大瞬間風速は▼下越と佐渡で35メートル、▼上越と中越で30メートルとなっています。さらに、3日の明け方にかけて波も高まり、▼下越と佐渡で6メートル、▼上越と中越で5メートルと大しけとなる見込みです。
気象台は、下越の一部と佐渡に暴風雪警報を出すとともに県内の広い範囲に、風雪や波浪の注意報を出して暴風を伴った雪や高波に警戒するよう呼びかけています。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲が近づくきざしがある場合は、建物の中に避難するなど安全確保に努めるよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034548462.html?t=1357132980042