本格的な冬山シーズンを迎え、鳥取県の国立公園・大山で29日、県警大山遭難広域救助隊が、安全な登山を呼び掛ける冬山パトロールを始めた。
午前9時、中腹の八橋署大山寺駐在所を出発した5人は、登山者に装備品の点検などを求めるチラシを配布。「天候が急変したら引き返す勇気を」「雪崩に注意を」などと声を掛けた。
幸村仁司隊長は「積極的な指導で、遭難事故を防止したい」と話した。1月3日まで連日パトロールし、山頂で御来光を迎える登山者らに注意するほか、3月末までの土、日曜、祝日も実施する。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121229/trd12122912360008-n1.htm