正月に向け、ミニ門松を手作りしてもらおうと、新潟市西蒲区の観光施設「いわむろや」で23日、体験教室が開かれた。参加者たちは竹や松の葉を使い、高さ約50センチの門松を完成させた。
同区の農業、石田実さん(76)が講師になり、毎年この時期に開かれている。作業は土台作りから始まり、土台に刺した3本の竹を松の葉で包んだ。最後に赤い扇子や梅の造花などを飾り、華やかな門松ができあがった。
参加した同市西区の主婦の女性(55)は「できばえは別にしても、自分だけの門松ができました。良い正月を迎えられそう」と笑顔だった。
石田さんによると、生の木を使った門松は暖かい場所だと弱ってしおれてしまうため、玄関先などの涼しい場所に置いておくと良いという。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121225ddlk15040025000c.html