寒さが本格化する中、新潟市消防局は18日、市内で発生したストーブが原因の火災が、昨年同時期に比べ約3倍に増加したとして注意を呼びかけた。節電のためストーブを使用する家庭が増えたことが背景にあるという。
市消防局によると、17日現在、市内で発生した火災151件のうち、ストーブによる火災は20件で、昨年同時期に比べて13件多い。昨年3月の東日本大震災以降に節電意識が高まり、特にストーブを使用する家庭が増えたことも影響しているとみられる。
市消防局予防課によると、ストーブ火災の原因のほとんどは取り扱いの注意不足。同課は「点火したまま給油をしたり、ストーブの上に洗濯物を干したりするのは火事のもと」として注意を呼びかけている。
12月19日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000131-mailo-l15