東日本大震災の影響で、岩手県宮古市の漁港ではサケの漁獲が減り、師走の風物、新巻きサケの値段が上がっている。同市の「魚菜市場」では店頭につるされた新巻きサケや魚介類がところ狭しと並べられ、お歳暮や年越し準備をする買い物客でにぎわっているが、「値段が高くてお歳暮に贈るのも厳しい」とのため息も漏れる。
三陸のサケ漁は今が最盛期。津波で被災した宮古市魚市場でも震災後漁獲量が3、4割程度に減った。取引価格は例年の2倍以上の1キロ当たり1000円を超えることもあるという。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121219/trd12121900130001-n1.htm