国の文化審議会(宮田亮平会長)は14日、燕市水道町1の市旧浄水場配水塔を国の登録有形文化財(建造物)にするよう田中真紀子文科相に答申した。正式決定すれば、県内の建造物の登録有形文化財は377件となる。
配水塔は1941年、上水道施設の建設時に造られ、高さ31メートルの鉄筋コンクリート造。浄水場は移転したが配水塔は残り、「水道の塔」として市民に親しまれている。昨年に大規模改修し、建設当時に近い姿になった。
市は答申を記念し、今月25日までライトアップをしている。午後5時〜同9時半。問い合わせは市文化振興係(0256・63・7002)。
http://mainichi.jp/feature/news/20121216ddlk15040080000c.html