新潟市江南区に江戸時代から伝わる織物「亀田縞」を使って、
地元の人たちがクリスマスやお正月に飾るリースづくりに挑戦しました。
「亀田縞」は新潟市江南区の亀田郷と呼ばれる地域で江戸時代から伝わる綿織物で、化学繊維の普及にともない生産が途絶えましたが、7年前、地元で綿織物を製造している業者が復活させました。
16日は地元の市民グループが「亀田縞」を知ってもらおうとリースづくり教室を開き、親子連れなどおよそ20人が参加しました。参加者たちは、地元で栽培された綿花や亀田縞でつくられたリボンなどを思い思いに飾りつけ、クリスマスやお正月に飾るリース作りを楽しんでいました。
参加した6歳の女の子は「綿がふわふわして触ると気持ちいいです。つくったリースは、クリスマスに玄関に飾ります」と話していました。また、57歳の女性は「亀田縞の気持ちいい肌触りと縞模様が気に入っています。家の中に飾って楽しみたいです」と話していました。教室を主催した「亀田縞応援隊」の青山登代表は「特産品の亀田縞を子どもたちの世代に引き継ぐために今後も亀田縞の魅力を伝えていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034101181.html?t=1355668462234